昨日は梅雨入り。週末ごとに台風接近。晴れ間に紫陽花でも見に行くか…と思えば、鎌倉の長谷寺は入場制限の列だったらしい。明月院だってあの狭いところに…と諦め、小石川植物園へ行ってきた。
梅雨が明けると酷暑の夏…となれば、熱中症対策、エアコンの出番。何を隠そう、私は四半世紀前まで自宅にも職場にもエアコンのない生活だった。…でも、もう戻れない。
折しも、先月末には原発運転期間延長法案可決。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230531/k10014083551000.html
原発のある暮らしはどこまでも…🙀💦
2011.3.11東日本大震災から約1年半後に上梓されたこんな本を読んでみた。
「降りる思想 江戸・ブータンに学ぶ」
田中優子+辻信一 対談集
2012年10月19日 第1刷
発行所 大月書店
本書は「ポスト3.11」という転換を「降りる」という語で表した。「原発から代替エネルギーへ」という技術的、物理的な変更は、同時に経済成長至上主義の転換を意味するものでなければならない。これまでのシステムから「降り」て、人々の福祉の実現の方策を江戸時代のスローライフ、ヒマラヤの小国ブータン🇧🇹の指標、GNH(国民総幸福)に探ろうという対談。
江戸時代を研究する田中優子さんと文化人類学者でありナマケモノ倶楽部世話人の辻信一さんは、ともに朝鮮戦争特需、高度経済成長期に生まれ育った。幼少期から眺めてきた風景を回想する中で、失ってきたものに目を向ける。
江戸時代の環境政策の事例や、ブータンのダムを持たないエネルギー政策、母系性コミュニティ、循環型社会etc.…オルタナティブを模索する。
私は2000年にブータン王国を訪ねたが、印象に残っているのが「ドツォ」と呼ばれるお風呂。石を焼いて熱し、湯舟に入れてお湯にする。…今もあるのだろうか?
株式会社いい旅( 第一種旅行業社) が運営するブータン旅行専門のツアーサイト「いい旅ブータン」のリンクを貼らせていただきました。https://etours.world/bhutan/attractive/hot_stone_bath/
何か全然うまくまとめられないが、加速する地球環境破壊からの復讐が、このところの災害級豪雨であることは確かでしょう。
2000年に私が描いたブータンの絵です。(お坊さんの腕が長すぎる…😹)